ブラジル・ベネズエラ・アルゼンチン旅行

2012.8.12〜8.27

8.14(3日目) 快晴

イグアスの滝(アルゼンチン側)

 3:45 目覚める。朝食まで時間があるのでシャワーを使用してこざっぱりとする。6:00朝食 ツアーの皆さんが揃う。時差の関係もあり早く起きたようだ。ツアー参加者以外では1名の欧米人がいただけだった。

 今日は午前中はイグアスの滝をアルゼンチン側から観光。午後は3国国境に行った後ブラジルに戻りイグアスの滝ボートツアーの予定と目いっぱいの観光が組まれている。

 7:35ホテル発。途中ブラジルとアルゼンチンの国境の橋。イグアス川にかかるフレンドシップ橋の上で路肩にバスを止めて記念撮影。道路壁面は白と青の両国の色で塗り分けられていた。

 7:50国境。添乗員とガイドは全員のパスポートを預かり出入国管理事務所に。全員バスで待機。8:05アルゼンチンに入国。今日は比較的早く済みましたとのことだった。

 イグアス国立公園の広さについて説明。ブラジル側は大阪府、アルゼンチン側は大阪府の3分の1、合わせて東京都ほどの面積です。国境はイグアス側の一番深い所となっています。熱帯のジャングルの中に切り開かれた道を走る。途中いくつもあるオレンジ色の花が美しい。

 8:25バスの終点に到着。イグアス国立公園のアルゼンチン側 パルケ・ナショナル・デ・イグアス に入る。徒歩でトロッコ列車の出発駅に向かう。まだ観光客の少ない初発列車だが座席は満員。皆幸せそうな顔をして発車を待っている。列車はゆっくりと走り9:00終点に到着。

 徒歩15分ほどの 悪魔の喉笛が眼前に見える展望台を目指す。途中トックリの形の木の実・バカの木、白と黒色の鳥・ウハカ、機織りをしているような鳥・グアシュ、その他なまず、かめ、わになど種々の動植物を観察。

 9:15滝の轟く音が聞こえてきた。悪魔の喉笛は近いと早足になる。水煙が高く舞い上がっている。流れ落ちる滝の直ぐ近い展望台に到着。歓声を上げて写真を写すグループなど興奮した人々がいる。

 いわつばめが水煙の中を飛び回る。水しぶきは風に流されると雨のように降り注ぐ。記念写真を数枚撮影。展望台の端の方へ。また違う風景が眺められる。9:55悪魔の喉笛展望台を離れトロッコ列車の終点へ。10:30悪魔の喉笛駅。気づいたらかぶっていた帽子をなくしている。旅行ではいつも帽子を失くしていると妻に笑われる。

 ここからはイグアスの滝アルゼンチン側の上段の遊歩道コースを周遊。いくつかの滝をまたぎ、遠望し、悪魔の喉笛が見える展望台。そこかから同じ道を引き返し、11:45遊歩道の終着地点に。トロッコ列車に乗車するよりも樹木の中を歩きましょうとレストランに向かう。

 12:00国立公園内のレストランに到着。バーベキューランチを味わう。歩いてきたからか食欲がすすむ。13:10レストランを出てバスに。13:20バスでイグアス国立公園をでる。

 ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの3国の国境。それはイグアス川とパラナ川の合流点の中だ。13:50その合流点が見渡せる場所に到着。3国は川岸の高台に国旗を高々と掲揚していた。ツアー参加者全員の集合写真を添乗員が撮影。その後しばらく付近を散策。お土産店も数軒あり覗き込んでいる人もいる。

 14:15 3国国境を離れる。それにしても暑い。喉が渇き持参のペットボトルから水を思いきり飲む。この時期は冬。それでこの暑さだからとても夏の時期には来られたものではなかろう。

 イグアスの滝・ボーツツアー(ブラジル)

 国境を越えて再びブラジルに。15:05ブラジルのイグアスの滝ボートツアー出発地点に着いた。添乗員が手続きを終えて、15:20ジープのバスに乗り車1台が通れる狭い道を下り船着き場へ向かう。時々帰りのジープと遭遇して停車。ボーツツアー会社のスタッフは野生の食用やシの木や先住民が石鹸として使用したセバウバの木など大木を差して説明をしてくれた。

 約10分後ジープバスを下車。そこからは歩いて乗船場へ。乗船場でカッパを着て靴を履きかえる。いよいよアドベンチャーボートツアーだ。

 16:10ボートに乗り込む。はじめは緩やかな流れの中を遡上していたが、次第に流れが速くなってきてボートも揺れだした。滝の手前近くになると水しぶきが容赦なく全身に降り注ぐ。

 ボートは落下する滝の中に突き進む。全身滝の水の中で、びしょ濡れになる。興奮した歓声がしばしば沸き起こる。迫力のあるアトラクションだ。17:00ボートは帰途につく。遠方に見えるのは悪魔の喉笛。虹が美しくかかっていた。乗船場からの帰りは登り。大変だなーと思っていたら、ジープバスがそこまで来て全員をツアー出発地点まで戻した。

 撮影されたばかりの写真と動画が写しだされる。皆の表情が面白い。イグアスの滝とボートツアーの動画がせっとになったDVDの購入を受付ると。記念に申し込み購入した。

 17:30イグアスの滝を離れる。18:05ホテル着。希望者はガイド・カンノさんの案内で買い物に出かけましょうと。私たちは濡れた体を直ちにシャワーで洗い流しこざっぱりとすることにした。

 19:00夕食。今日はバイキング。 添乗員から参加者名簿が配られ、それぞれに自己紹介。過去この会社のツアーや添乗員のツアーに参加したひとも何人か。満足されたから何度も参加されているのだろう。このツアーも満足できるだろうと楽しみになった。

 部屋に戻りテレビをつける。日本語の放送はないが、CCTV 中国中央電視台は流れている。韓国李大統領の慰安婦についての発言、続いて野田総理の千島列島のことを放送しているようだった。

 21:45 就寝。今夜もぐっすりと休めるだろう。

宿泊 イグアス  ブルボン BOURBON

おりおりの熟年生活(ブラジル・ベネズエラ旅行)