飛行機 体験操縦 | |||||||||||
WASHIN AIR http://www.washin-air.com/ のホームページを開き「ハワイの空を体験操縦できるオプショナルツアー」を読む。 なお、日本からは フリー電話 0120−603−226 で問い合わせができる。 1. 飛行機は 単発機と双発機 2. 飛行時間は 60分と30分 3. 料金(ショートコース)ひとり 単発機 $149.00(同乗者$109.00) 双発機 $279.00(同乗者$119.00) 参加はふたりから 4. 料金(スタンダードコース)ひとり 単発機$261.00(同乗者$139.00) 双発機$445.00(同乗者 $145.00) 参加はひとりから 5. 飛行前に簡単な説明 15分 6. 機長席は体験操縦者 同乗教官は副操縦席 7. 同乗教官は FAA(米国連邦航空局)の教官免許取得者 全員日本語を話す 8. 送迎あり 9. DVD作成 $79.00 10.支払い 現金かトラベラーズチェック カードは手数料として5% 11.インターネット割引 予約完了後のメールで、インターネット予約だから10%引きと連絡あり 予約は、双発機で私は60分、妻は30分で申し込んだ。返信が来て双発機は現在整備中で単発機なら予約できます。DVD作成は当日でも可能ですと。 23日、ハワイ到着後空港から空港に隣接する ワシンエア に直行して予約を確認。双発機は格納庫にあったが、白いシートがかけられていた。25日の飛行当日はレンタカーで来るので送迎は不要と伝えた。 23日、24日とレンタカーで島内を周遊したがホノルル市街地の道路の混雑は激しい。集合時間に遅れるかも知れないから送迎を頼もうかと、24日夕刻思案した。そこに偶々ワシンエアから電話。明日は予約が多いので、約束の時間よりも早く来れないかと。 朝の予定はなかったので、時間の変更は差支えない。ラッシュでワシンエアまでの時間が見当つかないので送迎を頼みたいと申し出たが、予約が多く明日朝の迎えは今からでは無理とのことだった。 25日 8時50分 ワシンエア到着。ほどなく体験操縦された九州からのご夫妻が、腕が痛く手指が強張って伸びないと言いながら戻ってこられた。ホームページを見た限りではそんなに大変ではなさそうだがと思いながら聞いていた。 書類を渡され記入。氏名 住所 電話 緊急時連絡先。このことを何で知ったか。操縦経験時間 操縦免許などの欄もある。操縦時間:数千時間とあるので尋ねると現役のパイロット。仕事ではすきな操縦が出来ないので、自由に操縦したいとか。自衛隊員もくるそうだ。 次いで操縦について簡単な説明。ブレーキ。スロットル。地上走行では足で操作するペダルで方向を。地上走行中60ノットになったら操縦桿を手前に引いて離陸開始です。 飛びたった後は操縦桿を操作。手前に引くと上昇、前に倒すと下降。左右に向けると左や右に飛びますと。 上空では高度計の1時30分(短針は1,000フィート 長針は100フィート)すなわち 1,500フィート 450mを維持するようにし、機体の傾きに注意をはらってください。スピードは時速100ノット、180km〜200kmです。 機体は800kg エンジンは180馬力。自動車のエンジンとほぼ同じです。航空会社の現役パイロットも、自由な操縦をしたいと来られますよ。
60ノットです。上昇しましょうとヘッドホンに声。操縦桿を手前に引く。横の窓から見える景色が少し下になる。上昇しているようだ。ほどなく高度計が1時30分をさした。ここからは水平飛行に移る。 私の操縦で飛行機が飛んでいる。気が付けば高度が高い。操縦桿を前に軽く倒す。今この飛行機は私の自由になっているようだ。操縦桿を右に。海岸から離れて飛行中。 遠い水平線の彼方はキラキラと輝き、海の中は群青と薄い水色に分かれ、ヤシの木が連なる海辺の砂はこんがりと日焼けした若い女性の肌のような美しさ。海岸から少し離れて続く丘の斜面には、瀟洒な住宅が並んでいる。 ワイキキビーチを左に見ながら岸から離れた海上を飛行。ホテルの高いビルが林立している。あの建物が宿泊している ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパですねと山口さんに確認。操縦に緊張感はなく、普段の自動車運転のようだ。 ダイヤモンドヘッドの丸い火口が見える。管制塔からの指示などいろいろな声がヘッドホンに届く。内容は理解できないが自分が乗客ではないことを実感する。 オアフ島を一周するコースを飛んでいる。ハナウマ湾、ジュラシックパークの撮影が行われたクアロアなど、山口さんから説明がある。 白波をたて青く美しい海の上を飛んでいたら、山口さんからクジラが潮を吹いていますよと。操縦桿を握る手が右方向に強くひかれる。クジラに向かい旋回と下降をしており、山口さんが操縦しているのだ。クジラには3度も出会った。
飛行機の操縦は軽く操縦桿を握っただけ。手や腕、足にも疲れはない。ただ滑走路を走行中、足での方向操作は踏み込む度合いが分からず山口さんの修正が入り、クジラが見えて大きく旋回したときは操縦稈がぐぃーっと右に引かれていた。 私自身が大半を操縦したように思っているが、山口教官の操縦がどの程度あったのだろうか。 テレビやワシンエアにあったビデオでは、旅のレポーターや俳優・女優の声と感想は、ずいぶんと大仰だ。車の運転と同様操縦桿は軽く握り、柔らかく操作すれば私の意志に従ってくれ、疲れも全くなかった。誰でも操縦できるとは単なる宣伝文句ではないと思う。 飛行機から降りて部屋に入る。フライトの内容、時間が記載され、山口教官の署名が入ったログブックを受け取る。この飛行記録は免許取得を希望する場合には、正式な飛行記録として認められるとのこと。 飛行中のDVDも手渡される。どのような表情で操縦していたのか。帰国後にも楽しみが残っている。 追 記 ワシンエアの対応は誠に親切で誠実だった。 〇 レンタカーで行くと連絡したら、詳細な地図が送信されてきた 〇 事務所到着時、紋子さんやスタッフの皆さんはフレンドリーな応対だった 〇 帰国後飛行中に見えた島の名前と展望台を問い合わせたら、折り返し回答があった |