フロム鉄道 FRAMSBANA  
             
                       
             
             

 フロム鉄道 フロムからミュールダールまで往復乗車した。

 赤い板壁の駅舎の中では、乗車券を発券するフロム鉄道の事務所、ソグネフィヨルド・クルーズの乗船券も取り扱っているインフォメーション、フィヨルド・ボートツアーの窓口、それにお土産ものを売る店などが入居し、大勢の人が行き交って大変にぎやかだった。

 駅の横はクルーズ船やフェリーの桟橋。付近はみやげ物店にレストランにカフェなど。歩いて数分に人気のホテルなどがある。

 乗車のためフロム鉄道のホームに向かう。赤い制服の女性が出迎えてくれる。車両はミュールダールで下車する人と往復してフロムに帰る乗客とに分かれていた。

 列車がゆっくりと走り出して、車窓から外を、いるとフロムの集落と僅かに遠くフィヨルドがかすめる。

 落差の大きな滝とここでも勾配が急でカーブもきつい坂道の案内が放送される。

 お目当てのショースの滝 Kjosfossenでは停車。木製のデッキに下り立ち、落差93m 水量豊富で豪快に流れる滝を眺めていると、どこからともなく聴こえてくる女性の歌声。赤い服の女性が場所を変えて現れた。

 距離約20km 高低差864mを1時間かけてミュールダールに到着。ベルゲン急行の乗客が乗りフロムに折り返しの運転。

 途中丸く円を書くループ状の中間地点。フロムからの列車が先について、私たちが乗車の列車を待っていた。

おりおりの熟年生活(ノルウェー レンタカー旅行)