ブリクスダール氷河  Briksdalsbreen  
               
                           
               

 ブリクスダール氷河の駐車場は大きく、10台以上の観光バスがとまっていた。目の前は落差の大きな滝が流れ落ち、外のテーブルはそれを眺めながらコーヒータイムの人が大勢座っていた。

 氷河に向かう人の多くが、防寒着か雨具のようなものを身につけていたが、寒さのためだろうと思っていた。その理由はやがて判ることになる。

 駐車場からはトロールカーを利用できるが、一部のグループを除いて乗車場に並ばず、思い思いの歩調で氷河を目指していた。

 しばらくすると大きな滝と遠くまで届く水煙。歩いていると風向きによっては大粒の雨が降りかかってきているようだった。トロールカーも途中で終点。そこからは自分の足だけが頼りとなった。

 花が咲き、川が流れるようになって、氷河が小さく遠望できるようになった。雪解け水の流れが速い。

 氷河が崩れて解けた氷河湖に到着。そこから見る氷河は、荒々しい表面が見て取れる。雪渓の積り方とは異なる。青白くごつごつしていて、雪の白さとも明らかに違う色だった。

 地球温暖化でこの氷河も小さくなっているとのことだったが、温暖化を防ぎ、すばらしい景観を保持するため、世界の国が利害を超えて協力することが出来ないものだろうかと考え込んでしまった。
 
おりおりの熟年生活(ノルウェー旅行)