熟年夫婦の ノルウェー レンタカー旅行

6月20日(月) 雨後曇り

リーセフィヨルド Lysefjord 縦断

 5:30 起床 窓の外は雨。雨具なしでは歩けない降り方。岩が滑り、道がぬかるんで、プレーケストーレンに上るのは大変だろう。予定を変更して昨日上ったのは正解だった。ロビーに下りて雨にけむるフィヨルドを見て過ごす。8:00 朝食。

 この旅行でフロム以来の日本人、中年の女性数名のグループがいる。この雨だがとりあえず行かれるところまで行きますと、元気よく上り口目指して出かけていった。

 フロントでシェーラグへの道の状況を尋ねる。狭い道だからフェリーで行ったらと。シェーラグへの途中に見所はないようだし、フェリーには帰りに乗る予定だったが往復乗るのも悪くはない。

 9:30 ロッジをチェックアウト。リーセフィヨルドに架かった工事中のつり橋を渡り、10:05 フォーサンド Forsand に到着。スタバンゲルからのフェリーを待つ間、桟橋横のCOOPで買い物。この集落の人がひっきりなしにやって来ていつも車が2・3台とまっている。

 11:40 フェリーに乗船 フォーサンド 
Forsand発。リーセフィヨルド Lysefjprd を縦断する。先ほど通ったつり橋が遠ざかっていく。フェリーはゆっくりと進み、ポイントでは船を停めたりして、その説明もある。

 海鳥が飛び、アザラシが岩の上から顔をこちらに向けている。フィヨルドが海である証拠だ。プレーケストーレンが近づく。皆が上を仰ぎ見る。残念ながら雲の中で薄っすらとしか見えない。今朝でかけた日本人女性のグループは上れただろうか。小雨が降り続いているから難渋しているだろう。

 シェーラグだ。僅かにうす雲がかかる。目を凝らすと本当に小さな岩が見える。カメラを覗いていると一瞬人が乗った。周辺の肉眼で見ている人には見えていないようだ。画像を最高に拡大してみせる。何人も見せてとやってきた。

 13:55 リーセボトン Lyseboton
 到着。直ぐ側のヒュッテにチェックイン。夕食は日本から予約していたが、19時以降はいっぱい、18時しか空いていませんと。荷物を下ろして車に乗る。急カーブ・急坂のつづら折の道を7km、15:00 シェーラグ登山口の駐車場に車を停める。シェーラグへは勾配のきつい岩肌の道だ。それに水平距離でも片道6kmか。

 展望台兼レストランに入りコーヒーを購入。さきほど上ってきた渓谷の見えるテーブルに座りのんびりと眺める。天気予報では明日は曇り時々晴れのようだ。
16:15 駐車場を出て、ゆっくりと走り 16:40 ヒュッテに戻る。

 18:00 夕食。メーンは骨付きラム。こんなところで美味いものが食べられると嬉しかった。食後外の通路にでると冷え込みがきつい。っ部屋までは短い距離だがセーターを羽織る。部屋は簡素だが清潔だった。日本の山小屋を想像していたが、それとはまったく違って、部屋はツインベッドにシャワー・トイレ付き、有料のリネンを使用して快適に過ごすことができた。

おりおりの熟年生活(ノルウェー レンタカー旅行)