熟年夫婦の ノルウェー レンタカー旅行

6月13日(月) 曇り一時晴れ間

モルデ〜大西洋道・Atlanterhavsveien〜モルデ〜オンダルスネス

 4:40 起床。早朝にモデル市街を散策。7:10 朝食 8:20 ホテルをチェックアウト。インフォメーション前で開館を待つ。8:55までとどまるもオープンせず。大西洋道(モルデ、正確にはブッドからクリスチャンスン間の海岸を走る道路。英紙ガーディガンは世界一のドライブルートと評している)の始点 Bud で情報が得られるだろうと、RV64に向かう。途中ガソリンスタンドがあったので給油。

 9:20 有料道路に入る。美しい景色が続く。薄日が射し昨日までとは違う明るい風景が広がる。10:00 
Bud 到着。インフォメーションが開いている。早速大西洋道のお勧め場所を尋ねる。どこもかもすばらしい。あちらこちらに駐車場があるから、写真を撮るのには困りませんと。

 インフォメーションに車をおいて、小高い丘の上に行く。青い海の中に本当に小さな島々が点在し絵葉書のような風景が飛び込んできた。しかしよく見るとこの丘は要塞のようだ。海に銃口を向けている大砲がある。トーチカの入り口や迷路のような地下通路の塹壕もある。大西洋道のことしか聞かなかったから説明がなかったのだろう。いつの戦争の遺物だろうか。

 Bud から海岸を走り Vevang へ。ノルウェー世紀の建造物に選ばれた道路。またイギリスのガーディアン紙が世界一のドライブルートに選定した道。大西洋道 RV64を走る。

 窓を開けると心地よい風が頬に当たる。写真で見た特色のある橋が現われた。手前の駐車スペースに車を滑り込ませる。海岸から、車が通るのを待って写真を撮る。移動してまた駐車。

 今度は小山に上って、島から島へとカーブを描いている橋を俯瞰して撮る。小島が連なるすてきな景色だ。距離は短いが終点地点で気がつくと 12時を過ぎている。駐車場に車を停めて昼食をとった。 

 12:55 大西洋道を離れ 5.7kmの海底トンネル(有料)を通って Kristiansund クリスチャンサンドへ。ここからは折り返し 帰りはRV70を通る。再び
有料の海底トンネルとそれに続く吊り橋を渡る。美しい風景につり橋をいれた絵葉書写真を写した。

 E39 でモルデの直ぐ手前まで。E39に別れRV64に入り、またまた海底トンネルを通過。15:45 マックの店でハンバーガーを購入。何故かレタスを売っていたのでひとつ購入。久しぶりの野菜で大変美味い。

 16:05 Nesjestranda フェリーが目の前から出て行く。こちらに向かってくるフェリーも見える。16:20 フェリーは桟橋を離れ Largfjord を横断 16:45 Atarnes に到着。Isfjord 沿いの オンダルスネス Andalsnes のホテルに 17:15 到着。チェックインだけ済ませて、近くの観光に向かう。

 トロールスティーゲン(トロールの壁) Trollveggen に17:40 到着。見上げるような高さの壁は 欧州で最も高い断崖絶壁。ロッククライミングのメッカだそうな。

 ラウマ鉄道の線路の先に緑の森林、流れの速い清流 ラウマ川、そして垂直で黒い岩肌のトロールの壁。壁の高さと共にクライマーを惹きつける魅力が、そこにはあった。

 18:15 トロールの壁を離れ 18:30 ホテルに戻る。部屋に入ると、タオル類は使用済み、ベッドは乱れたまま。掃除がされていない。直ちにフロントに行き、部屋を変更してもらう。今まで多くの宿泊施設に泊まったが、このようなことは初めての経験だ。

 部屋は一つおいて隣。窓に寄るとフィヨルドが見えるすてきな部屋だった。夕食を済ませ、21:50就寝。

 本日の走行距離 262km   累計走行距離 821km


 

おりおりの熟年生活(ノルウェー レンタカー旅行)