礼文島の花・風景


1.礼文林道
レブンウスユキソウ


2.礼文林道
レブンウスユキソウ


3.宇遠内
ミヤマオダマキ


4.宇遠内
チシマフウロ


5.宇遠内
ミヤマオダマキ


6.礼文林道


7.すかい岬
ウルップソウ


8.鉄 府
ネムロシオガマ


9.すかい岬
チシマフウロ


10.ゴロタ岬


11.ゴロタ岬
オオハナウド


12.ゴロタ岬
オオハナウド


13.礼文林道
センダイハギ


14.桃岩歩道
ヨツバシオガマ


15.鉄 府
ヨツバシオガマ

16.スコトン岬
ヨツバシオガマ


桃岩歩道
レブンキンバイソウ


宇遠内
チシマフウ

撮影日 2000.6.26〜6.30


花の浮島と呼ばれる「礼文島
本州では2,000m級の高山でしか見ることの出来ない珍しい花々が、
島一面に咲き乱れ、足元の道端に広がる不思議な美しい島

代表的な花は「レブンアツモリソウ」(淡黄色の白に近い色の袋型の花)と
「レブンウスユキソウ」(礼文島の町花、清楚なエーデルワイスの仲間の星型の花)
咲く時期はアツモリソウが6月上旬〜中旬、ウスユキソウが6月下旬〜7月上旬

旅行者がふたつの花を同時に見られるのは幸運に恵まれてこそ
ならば高山植物が最も多く咲く、百花繚乱の6月下旬に行ってみようと
2000.6.26〜6.30に訪問、曇と大雨の毎日で晴れた日がなかったのは残念だった

26日は稚内へ飛行機で直行、学生時代に訪れて以来なので付近を散策

夕方礼文島に渡り、ペンション「うーにーへ、親切なオーナー夫妻から詳しい話を聞く
花の咲き具合、群生地、所要時間などの話と、滞在中の行き先、予定を組んでくれる
レブンウスユキソウは地図に記載の場所は未し、
礼文滝分岐の丘の斜面を上がった所が今は一番と

27日はどしゃ降りの雨の中、バスで香深井まで、そこから礼文林道に向かう、
話に聞いた左手の斜面をのぼると、可憐で清楚な美しい群生した花々が強風に揺れている
激しい雨と風で写真は写せないが、これほど群生しているとは、強く印象に残る

28日は西上泊〜すかい岬(香澄岬)〜スコトン岬まで、風は強いが曇りときどき小雨、
レブンアツモリソウ群生地では僅かに1輪、色あせて咲いているのが遠望できる
上り下りの多い山道を歩く、花と岬や海との美しい組み合わせに目をうばわれる
ヨツバシオガマ、ネムロシオガマ、オオハナウド、チシマフウロ、珍しい花が一杯だ
盗掘や開発でいまでは希少なウルップソウにも出会うことができた

29日は、8時間コースの香深井から宇遠内まで、降りしきる雨の中勾配の急な道を上る
下りになると左右の斜面は見渡す限り一面のチシマフウロやエゾカンゾウの群落に変わった
ミヤマオダマキが岩陰に見える、いずれも雨でしっとりと落ち着いた色合いで鮮やかだ
帰りは礼文林道にまわり、群生のレブンウスユキソウ、センダイハギなどを楽しむ

30日は桃岩歩道を歩く、雨が強く、道がぬかるみ、急斜面ではロープを持っても足がすべる
山の稜線は海霧におおわれ、期待していた花と海の風景は見えない
しかし道の脇のレブンキンバイソウが華やかな黄色で出迎えてくれる

主役の花々で島のいろどりが最高潮の季節をこころから楽しみ、群生の花々を写真におさめた

「うーにー」のオーナー夫妻の親切なアドバイスや日替わりのおいしい食事、
清潔で上品な室内など、こころのこもったもてなしも嬉しい想い出になる
時期をかえて再訪したい「礼文島」


ペンション「うーにー」のこと

オーナー  古川葉子さん
気さくで、気配りのきいたすてきな女性です。

ペンションは清潔で、明るく、広い部屋で、トイレ・バス付き。
トレッキング時の昼食用おにぎりもつくっていただきました。

1泊2食 9,800円
ハイシーズンでしたが、ひとりでも 部屋料金+食事代で宿泊OKでした。
ありがとうございました。感謝します。

所在地 097-12 北海道礼文郡礼文町香深字入船
電話 01638−6−1541
FAX 01638−6−1571
http://www.p-uni.burari.biz/

後日郵送されたご予約確認書に記載の内容
予約者氏名・予約日・人数・客室・宿泊料金

2000.6.27の夕食メニュー
白またはロゼワイン
オードブル (イカ・エビ・ホタテ)
スープ (魚介類のスープ)
シーフードサラダ (柳舞・たこ)(ヌカホッケのマリネ)
メイン (ウニ・ポテトの揚げ物、カレイのフライ)
ライス
デザート (レアチーズケーキ)
飲み物 (コーヒー)
大変に美味かった

28日の朝食は 大きなホッケが一匹、油がのり美味だった

おりおりの熟年生活(お茶の時間)