雀 鷹 (ツ ミ)  
               
                           
               
               

 大樹の下で子供たちが大声をあげて遊びたわむれる。その大樹の上に雀鷹(ツミ)が巣をつくって卵を抱き、7月中旬雛は巣立ちをした。その後雛は巣の近くの木々にとまり、たまには切りとられた太い幹に移動する。

 ときおりピィー、ピィーと鳴き声を上げる。親が餌をもってきたことが分かるのか、ほどなく親鳥が飛んでくることが多かった。

 太い幹と撮影者の距離は20〜30mほど、紫陽花の花の前の雛とは15mほどの距離、猛禽類がこれほど近くで観察できるとは思わなかった。この後紫陽花の茂みに入り込み、しばらくごそごそと、突然出てきてあわただしく飛び去って行った。

 雀鷹(ツミ)は日本で一番小さい猛禽類で、鷹の一種と説明されている。雛がカラスの近くに飛んでいくとカラスが逃げる様子が見られた。単に突然の訪問者に驚いただけなのだろうか。

撮影日 2020.7.中旬
撮影地 習志野市 秋津公園 

おりおりの熟年生活(お茶の時間)  おりおりの熟年生活(海外レンタカー旅行)