信任状捧呈式の際の馬車列  
               
                           
               
               

 美しい偽装馬車と乗馬の騎馬隊員は背が高く華やか。交通規制により一時的に動きの止まる広い行幸通りを、軽やかに蹄の音を響かせて馬車列が行進。「おとぎ話」のような光景と時間が過ぎていく。

 この日の1回目はコスタリカ大使、2回目はポーランド大使。偽装馬車数は御供の人数によるが、2回目は3台だった

 

「信任状捧呈式」とは、日本に赴任した新任の特命全権大使が、派遣元の発行した外交文書である「信任状」を天皇陛下に捧呈する儀式。大使が偽装馬車か自動車の使用かを選択。

 大使の皇居参内にあたって偽装馬車が使用されるときは、先頭にパトカー、後衛にはSP(警視庁警護課)の警護車が付いて、15km/h程度でゆっくり移動。

 馬車列は皇宮警察騎馬隊、警視庁騎馬隊に護られて、東京駅から行幸通りを進み和田倉門交差点を直進、皇居外苑に入り二重橋・皇居正門から宮殿南車寄へ。(出迎えと見送り後の馬車列の出入りは坂下門)


撮影日 2019.12.19
撮影地 東京駅 皇居前広場

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