ほたる童謡公園 辰野町  
 

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 ほたる童謡公園のホームページで知った。目視によるホタルの幼虫の上陸数が4月26日は25737匹、松尾峡のゲンジボタルは幼虫の上陸からおおむね49日後に成虫になります(羽化)と。

 ここ童謡公園でのほたる鑑賞は何年か前に見ているが、今年のホタル数はかなり多いだろうと、49日に当る6月14日に出かけてきた。

 薄明りが残る中静かに幕が上がり開演を迎えた。19時40分を過ぎる頃から草むらの中で点々とホタルの光る様子が散見され始め、50分を過ぎると空中に飛び出してきた。

 数多のホタルで一面は黄金の絨毯が敷き詰められた舞台のよう。20時ごろからその上を飛び交うホタルの光が交錯する。静かに音もなく圧巻の光景が展開していく。優美、繊細、幻想的な光のオンパレー。乱舞する無数のホタルに言葉を失う。

 ホタルは肩や掌、カメラバッグなどに飛来し光を点滅、しばらくは飛び立たず楽しませてくれる。子供たちの嬉しそうな声が飛び交う。同じ場面を7〜10カットほど写しては移動し、次の場所でシャッターを切る。

 ホタルの数は半端ではない。草むらの中はジュータンを敷きつめたような状態できらきら輝いている。無風、高気温とほたるの出現には好条件で、空中高く舞うホタルも数知れず。すばらしいショーが繰り広げられている。

 14日のような光景を今一度見ておきたいと15日再訪。14日に劣らないすばらしい景観を堪能した。

 ホームページによるとホタル発生数は、14日21,537 15日18,615。平成16年以降の記録が掲載されているが、最高は平成16年の16,500で、14日は過去の最高を大幅に上回っている。また10,000匹以上発生の日は9日もあった。

 10,000以上発生の年、最高数、日数は、平成16年(16,500 3日) 20年(16,020 6日) 21年(11,044 1日)22年(13,500 4日)だから今年の素晴らしさは群を抜いている。

 掲載の写真は、露光時間30秒の画像3〜5カット(90〜150秒)の合成で、写真下の数字は 日にちと時間を表示した。

撮影日 上段 2017.6.14
    下段 2017.6.15
撮影地 長野県辰野町 ほたる童謡公園

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