沖 縄 旅 行  
               
                           
               
               

 沖縄に6名で出かけた。再訪者3名、初訪問者3名。ツアーで沖縄を訪れると、首里城、美ら海水族館、テーマパークが主な見所。今回はレンタカー利用だし、再訪者もいるからと城跡や沖縄戦の跡もたどる計画を立てた。

 3泊4日だが飛行機、ホテル、レンタカー以外は自由行動の安いツアーで、初日は夕刻に那覇到着。4日目は午後の早い時間に沖縄を発つので、実質丸2日の観光だった。

 2日目
首里城(園比屋武御嶽石門、玉陵)→斎場御嶽→玉泉洞→ニライカナイ橋→ひめゆりの塔→平和祈念公園

 3日目
座喜味城跡→琉球村→今帰仁城跡→備瀬のフクギ並木→美ら海水族館

 4日目
旧海軍司令部壕跡

を訪れた。


 2日目 首里城公園の駐車場へ。集合時間を決めて解散。二千円札の絵柄になっている守礼門から場内に入る。まず世界遺産の園比屋武御嶽石門を見て、琉球の国王が政治を行った美しい木造建築 正殿に向う。

 坂道や階段を上り歓会門、瑞泉門をくぐって、真紅の正殿と北殿に。その端正な建築美と朱色の鮮やかさに目が奪われる。再建された建物と前庭の広さから、琉球王国の息吹が伝わってくる。

 正殿の内部はすばらしい。豪華な装飾が施され一段高い御差床。玉座の整った姿、金と朱色に彩られた美しさ。華やかな時代が偲ばれる。

 歩き疲れてちょっと一服。書院・鎖之間で琉球国のお菓子数種とさんぴん茶をよばれる。

 鎖之間は王子が薩摩の役人を接待した部屋。20畳ほどの間と茶室として使われた裏御座。城内で唯一の本格的な庭園が眺められた。

 首里城から少し離れた世界遺産 玉陵へ。第二尚氏王統の墓地。自然の岩山を削て造られ、周りは緑の樹木が繁っている。

 首里城の駐車時間は2時間の制限。いささか気忙しく見学を済ませて車に戻る。

 東海岸に車を走らせ、世界遺産で琉球王国最高の聖地 斎場御嶽(せーふぁーうたき)の荘厳な景観を訪ね、次いでサンゴ礁から生まれた幻想的な大鍾乳洞 玉泉洞を探検して、曲線の美しいニライカナイ橋へ。

 ちょっと強行軍だがと、沖縄戦最後の地で慰霊と平和の尊さを伝える南部の戦跡を訪ねる。夕方になったので入館時間の決まっている ひめゆりの塔を先に訪れ、その後平和祈念公園に引き返した。

 平和祈念公園には、国籍、軍人、民間人を問わず沖縄戦で亡くなられた方々と海外で戦死した沖縄出身者24万人の氏名を刻銘した 平和の礎(へいわのいしじ)が立ち並んでいる。

 海を見渡す絶景の地には平和祈念の火 「平和の火」が灯る。それは沖縄戦最初の上陸地で採取した火、広島市の 平和の火、長崎市の 誓いの火 を合わせた火だ。描かれているさざ波は沖縄を中心にアジアの地図が広がっている。

 3日目 世界遺産の 座喜味城跡へ。端正で崩れていない石積とアーチ状の美しい門が印象に残る。城壁の上に登ると近くに東シナ海が飛び込んできた。

 テーマパーク琉球村では古民家が目的だ。建築後200年もの伝統家屋が移築され、古い沖縄が再現されている。赤い屋根の上のシーサーも様々な姿をしている。

 10時 演舞会場で 道ジュネー(沖縄風パレード)の開幕。いくつもの演舞に胸を躍らせる。

 花笠を被り、手に四つ竹という道具を持ち、紅型衣装をまとい優美に踊る宮廷舞踏には、魅了されてシャッターを続けて押していた。エーサーも迫力満点な演舞だった。

 世界遺産 今帰仁城跡 城門をくぐると寒緋さくら並木の石畳の道が飛び込んできた。最初の1本はこの時期にもかかわらず緋色の花を咲かせて出迎えてくれた。

 重厚な石積がしのばれるが、崩れた箇所も多い城壁。基礎石がいくつもあり城郭の跡が想像できる。写真は唯一ビューポイントとなっていた場所から見た景色だ。

 備瀬のフクギ並木に向かう。碁盤状の道はフクギの樹が作りだしたトンネルだ。フクギは高さ20mの常緑樹で防風・防潮のため家の周りに植えられて育ったそうな。

 緑濃い並木道をのんびりと散策。おだやかでやさしい時が流れる。順路にしたがって歩いていたら、思いもかけず時間が経過していた。

 美ら海水族館へ。巨大水槽でジンベイザメの悠然たる泳ぎを飽かずに眺める。17時餌やりの時間。上から投げ込まれた餌と水が大きな水流となって、巨大な口の中に吸い込まれていく。

 4日目 旧海軍司令部壕へ。海軍の司令部が置かれた地下壕。機械はなくツルハシなど手で掘られ、多くの将兵や住民が、この地で最期の時を迎えた場所だ。

 現在の平和な沖縄と悲惨で無慈悲な戦争を伝える戦跡を訪れて、平和の尊さをいつまでも伝えていかなければとの思いを新たにした。

撮影日 2015.1.13〜1.15
撮影地 沖縄県
 
 おりおりの熟年生活