ツル&ワシ 北海道  
               
                           
               
               

 つる&わし そして白鳥を見に北海道に出かけた。滞在中暴風雪や曇りの日が多く晴れ間が見えたのは2日だけ、それも僅かな時間だった。

 タンチョウツルの保護と給餌を行っている「阿寒国際ツルセンター」では南アフリカから7〜8名、中国と韓国からもそれぞれ数名が来ており、5日〜7日も滞在とのこと、宿も一緒になった。

 恋の季節を迎えているツル。高い鳴き声をあげ、ツルダンスをあちこちで展開。寒い中で長時間観察していても興味がつきない。

 今年は3月3日まで魚の給餌があり、ツルとオジロワシやオオワシとの餌の争奪戦が繰り広げられると期待していたのだが。ワシは現れたが餌争奪の壮絶なバトルは見られなかった。

 一方今年は雪が多く鹿除けの柵がたわみ、鹿の進入が多いと宿で読んだ新聞に記事。柵の外で様子を見ていた一軍。牡鹿を先頭に一列になって撒かれたコーンを食べに一目散に駆ける。そのグループが去ると別のグループが進入、26頭もいる。グループは3つあるようで交代に入ってきては、散布されているコーンを食べていた。

 餌が十分に与えられているのか、外敵がそばに来てもツルは特に関心を示す様子もなく、静かに立っており、遠くではツルダンスをしているペアもいた。

 ホワイトアウト状態の暴風雪が1日中吹き荒れて、流氷が遠くに流れ去り海岸からは見えなくなった。オジロワシやオオワシは流氷の上にいるそうなのだ。夕方、翌日は遠くてもとにかく流氷のあるところまで船で行きますと説明があった。

 ワシ見物の早朝、晴れてはいる。しかし宿の屋上展望台から流氷は見えない。しかし流氷情報を開くと陸地近くに戻ってきているらしい。8時30分に出船です。時間に港に行ってくださいと案内あり。

 乗船して、寒いからと船室に入る。15分も走っただろうか。船が止まり甲板に上がる。盛り上がった流氷の上に多くのカモメ。そこに餌が撒かれた。

 餌を食べるカモメの動きを見てワシが飛んでくるからと。数羽のワシが見えたと思っていたら、ものすごい数のオジロワシやオオワシが飛んできた。餌をつかんで飛び上がったオオワシをめがけてオジロワシがバトルを挑んでいる。

 流氷の上では餌の争奪戦が、あちらでもこちらでも行われていた。争奪戦は実に迫力がある。カモメとカモメの争奪戦もあったが、ワシとワシの争奪戦は見ごたえが十分で比較にならない。餌を素早くさらって遠くに飛んだり、餌を持って流氷に下りたり、さまざまな様子が観察できた。

 ここ数日天候が悪くお腹を空かせていたのだろうか。今日はいつもより多くのワシがおり、また餌を奪い合うバトルがあちこちで行われたとの話を聞いた。

撮影日 2013.3.1〜2(ツル)  2013.3.5(ワシ)
撮影地 北海道阿寒村 鶴居村

おりおりの熟年生活(お茶の時間)