白鳥・安曇野市  
               
                           
               
               

 安曇野市は犀川の白鳥湖で越冬中の白鳥を鑑賞に出かけた。開田高原の山小屋へ行く途中、少し足を伸ばして御宝田遊水地へ。日中だったので白鳥は僅かだったが、川の流れに乗って悠然と過ごしていた。

 白鳥のお世話をしている方に話を聞いた。白鳥が飛び立つのは7時ごろからしばらくの間。餌やりは1日1回、夕方の4時ごろ。白鳥が戻ってくるのは3時ごろから。

 戻ってくるコースは風の具合で日によって異なるが、ごみ処理場の白い煙が立ち上っている煙突を巻くようにして降りてくる。山を入れて写真を撮ると煙突が入ってしまうと。

 私は開田高原から来るので、早朝飛び立つ白鳥を見るのは時間的に無理。戻ってくる白鳥ではなく飛翔している姿を鑑賞したいと話をした。

 現在越冬中の白鳥は約1000羽。そのうち約200羽はひとつの田んぼにいる。帰り道だから案内してあげると嬉しい話になった。

 最初の写真は御宝田遊水地に残る白鳥。2枚目以降は案内していただいた田んぼでの写真。田んぼの先には常念岳や燕岳などの冠雪した白い山並みが見渡される。

 田んぼに下りてくる白鳥は着陸態勢。黒い足を広げて下におろしている。降下する飛行機の翼と同じ姿だ(飛行機が真似たのだろうな)

 お世話をしている人だろうか。餌を持って田んぼの中に入っていくと白鳥が集まってくる。離れた田んぼの白鳥も整然と行列をつくり歩いてくる(この写真にもその様子が写っているのですが、小さくて分かりずらいです)

 4時前ごろから、白鳥は騒がしくなり、数羽が同時に声を上げ羽を大きく広げる。しばらくするとそのグループごとに飛び立っていく。電線を避けるため、飛び出しは田んぼの前に立っている私からは向かいの山並みの方向だ。

 折り返して御宝田遊水地をめざし頭上を通過する白鳥。紺碧の空と白鳥の白い羽の対比が鮮やかだ。冠雪した白い山頂や山陰にそって飛翔するもの。逆光を浴びて飛び去るもの。しばらく美しい光景が次々と現れ、やがて静かになり、辺りは次第に夕闇に包まれていった。

撮影日 2013.1.30〜31
撮影地 長野県安曇野市御宝田

おりおりの熟年生活(お茶の時間)