八 重 干 瀬 (宮古島)  
               
                           
               
               

 サンゴ礁の森 八重干瀬(やびじ)に出かけた。八重干瀬は宮古島と橋でつながる池間島の北方の海域に広がる日本最大のサンゴ礁群だ。

 普段は海面下にあるが大潮には海面上に干出し、春から夏にかけての大潮の低潮時には浮上面積が最大となって、ちょっとした島のようになる広い礁がいくつかある。

 特に潮差が一年で最も大きくなる旧暦3月3日の前後には、地元の海運会社2社がフェリーを運航し、干瀬に上陸するツアーで大勢の観光客を集めている。

 4月7日は宮古フェリー(株)で、8日は オゴエ!コンシェルジュのホームページで紹介されていた「八重干瀬海遊び」(代表者 勝連見治さん 0980-75-2511)に参加した。

 前者は新聞報道によると200〜250名の参加。後者は私ども3名と勝連さんの地元の友人数名だけだった。そのため私たちの希望に合わせての案内と、八重干瀬で採ったばかりの貝の刺身をたっぷりとよばれることになった。

 7日は八重干瀬で最大のドウ干瀬、8日はフゥガウサ干瀬を訪れた。

 ドウ干瀬はかなりの広がりだ。茶系統の色のサンゴが多く、また海から浮上しているためか、フェリーからの眺めは樹木のない平らな島のように見えた。

 しかし上陸して近くで見ると茶系統のサンゴの他、黄色、紫色、緑色など色とりどりのサンゴに覆われていた。

 形も様々。細い枝状のもの、親指のように太く短いサンゴ、表面に小さなイボがあるサンゴ、薄い葉っぱ状、塊状の円形、大きな円形で表面は死んで白いが周りは黄色のサンゴ、次から次へと興味深い。

 海水の流れ込んでいるところではサンゴが輝き、小さな魚が泳ぎ、シャコガイやサザエ、それにヤドカリなどもいる。赤いサンゴは海中でしか見られないとのことだった。

 フゥガウサ干瀬では、海際や海水のたまっている場所を歩いた。浮上しているサンゴには潤いがないが、海中のサンゴは生き生きとして明るく鮮やかだから。

 船長の友人たちはシャコガイやサザエなどの貝を拾い上げている。池間島への帰途島の浅瀬で船を止め、その採れたての貝をごちそうしてくれた。少人数だから皆さんと親しくなり楽しく過ごした半日だった。

 ダイビングをして海中で見るサンゴのお花畑、カラフルな魚。写真集で見て憧れているだけだが、海に潜りたくなってきた。

撮影日 2012.4.7〜4.8

おりおりの熟年生活(お茶の時間)