開田高原 6月  
               
                           
               
               

 梅雨が近づき曇りや雨の日が続くけれども、青空が姿を現すこともある。晴れると田植えの終わった水田に雪の残る御岳山や赤く染まった夕焼けが映る。

 朝、カッコウと騒がしいハルセミの鳴き声で、時には雨音も交じり目がさめる。雨上がりの虹や雨粒の残る花々を眺めていると知らぬ間に時間が経過している。

 この時季でも最低気温は0℃の日もあった。夜の天の川や北斗七星の撮影、カメラをセットした後はレリーズ任せ、しばらく空を見上げていたが体が冷えてきたので車に戻った。帰宅後に合成した結果は右下の写真。

 撮影地は山小屋から10kmほどと近く、人に出会うことも少ない里山、日本の原風景が残る開田高原の景色に惹かれている。

撮影日 2021.6.上旬
撮影地 長野県 開田高原

開田春秋    おりおりの熟年生活(海外レンタカー旅行)