開田高原 2011.11  
               
                           
               
               

 開田高原に1週間滞在。娘が開田高原ははじめての友人と連休を利用して訪れた。

 11月4日は早朝から快晴との天気予報。早起きをして九蔵峠へ。九蔵峠に着いてほどなく赤く焼けていく御嶽山と、周辺の山肌一面に広がる落葉松の紅葉が染まっていく様子を眺めた。

 一旦山小屋に帰り朝食。その後木曽馬の里に出かけ、落葉前の一本の樹、真紅に輝くブルーベリー、赤い実をつけたコブシなど晩秋の風景を楽しんだ。

 昼時になったので久しぶりにやまめ荘へ。イワナご飯、イワナの塩焼き、それにこの時期にしか食べられないイワナの卵などイワナ三昧の贅沢な食事。ここのご夫婦とはもう35年もの付き合い。

 熊笹に包んで数匹のヤマメを千葉に持ち帰ったはじめのころ。養殖が軌道に乗り数十匹を分けてもらい会社で焼いて酒盛りをした時期。退職後は友人と訪れて食事だけになったなどと時間の経過を忘れて楽しく話し込んだ。

 山小屋への帰り道で沢山のどんぐりを見つける。今年は休養地内でも数回熊を見かけたそうだが、山には少ないどんぐりが休養地には沢山。わが敷地にもどんぐりのなる樹が茂っている。拾い上げてみると先端から芽を出しているものもいくつかあった。

 5日の天気予報は夜半から曇り。食後に出かける予定で遅めの起床。窓から外を眺めると木曽駒の上に朝焼け雲が広がっている。しばらく美しく変化する雲を見上げていた。

撮影日 2011.11.4〜11.5
撮影地 長野県木曽町開田高原

おりおりの熟年生活(開田春秋)