開田高原・厳冬期の雪景色

 天気予報によると明日より数日間の開田高原は、曇りまたは雪、最低気温はマイナス10℃以下。厳冬期の雪景色か霧氷がみられそうだと予定をやりくり、僅か3泊の開田高原滞在にでかけた。

 滞在中は連日の雪。雪が舞い落ちてくるけれども日光が薄く差し込む時もあり、変化に富んだ風景が楽しめる。ただカメラに雪が降りかかるのでいささかやっかいではあった。

 25日は前夜からの雪で山小屋前の木々が美しく化粧をしている。柳又の下りの道路はスリップし易く危険だから九蔵峠経由で木曾馬の里に向うことにした。

 山小屋から直ぐの管澤付近の風景も捨てがたい。先を急ぎながらも車を停めてはカメラを向ける。土橋に向かう川沿いから眺める景色も日ごろは見られない表情だ。

 土橋を過ぎて九蔵峠にかかる。車の停められる場所では一旦下車。辺りの風景を眺める。どこもすばらしい光景が展開している。前方に撮影中の地元のTさんが。今日は格別すてきですねと。

 9時過ぎても九蔵峠から離れられない。木曾馬の里へは行かれそうもない。カメラマンはTさんとふたりだけ。今日は日曜日なのにひとりも会わないとはどうしたのだろ。おそらくは木曾馬の里もすてきな景色で、シャッターを押し続けているのだろう。

 26日 天気予報は晴れ、最低気温はマイナス13℃、きれいな霧氷が見られるだろうと早起きして外に出ると雪が降っている。まぁ昨日行かなかった木曾馬の里から末川に回ろうと7時前に山小屋をでる。

 木曾馬の里は3つのグループが。大勢のカメラマンがこぶしの木やコナラの木に向ってカメラの方列を敷いている。話かけたら天気予報が晴れだったので霧氷が見られるかと思って来たのです。霧氷ではないけれども雪景色がすてきですねと。

 今日も雪がはらはらと降っているが、雲間から時々太陽が淡く顔をのぞかせる。ひとしきりシャッターを押した後末川に向かう。見慣れた霧氷の風景とは一味違った姿を見せてくれる。

 9時を過ぎたころから陽射しが出て雪が溶け始める。突然一陣の風がさーと吹きすぎる。木々に積もった雪が風に飛ばされて横に流れていく。辺りは一瞬にして冬のつまらない光景に戻ってしまった。

撮影地 長野県 開田高原
撮影日 09.1.25〜1.26

おりおりの熟年生活(開田春秋)