開 田 高 原 春 景 色

 開田高原だけではないが、今年の気象は異常だ。4月24日から5月1日まで開田高原に滞在したが、山小屋の寒暖計では最低気温が連日氷点下4℃にもなった。

 木曽馬の里のこぶしは例年4月末には満開を迎えるのだが、上段3枚の写真のようにやっと花が開き始めたところだ。今年は花芽がたくさんついていたので、楽しみにして来ただけに残念な気分だ。

 木曽馬は2頭の仔馬が生まれ、元気に育っている。写真のように1頭は母親について歩き回っているけれども、もう1頭は殆ど寝転んだままだ。厩舎の中にいるときに覗いても同じ状態。元気に走りまわるようこころの中で声援を送る。

 このような寒気の毎日だから霜柱は勢いがある。陽射しが昇ってもすぐには溶けない頑固さだ。

 それでも日当たりの良い場所ではつくしが育ち始めている。フキノトウがまだまだ採れて毎日天ぷらや味噌和えにして味わった。

 山小屋からは御嶽山、木曽駒が岳、乗鞍岳が見えた。今では落葉松が大きくなり乗鞍岳は見えなくなってしまった。でも保健休養地内を散策すると三つの山岳の雄姿をじっくりと眺めることができる。

 数日前の荒天で山には新雪が積もったのだろう。例年なら雪形の時期だが、今年の山頂は真っ白な雪に覆われている。

撮影日 07年4月末
撮影地 長野県木曾町開田高原
 

おりおりの熟年生活(開田春秋)